別離の標語
折角だからそのまま生きてろ。お前は俺みたいになるなよ
以下同文だ
(零崎人識＆ぼく／クビシメロマンチスト）
〜違う道を辿って違う結果になった似たもの同士の別れ
お前たち四人を一人前にする。それが、わしの誓いだった。ヒース、イリーナ、マウナ、お前さんたちは、もうわしがおらんでもやっていける。だが、あのクソガキだけはとてもそうは思えん
おやっさん
何だ？
考えて、決めたことなんだな
ああ、行かせてくれるか？
俺たちは、大人になった。だから、親を縛る事はしない
わかってくれるか
ああ。俺は、おやっさんのこと、何気なくおやっさんと呼び始めたけど……けれど、今、思うよ。本当に、いい呼び方してたんだなって
わしも、楽しかったよ
おやっさん！離れても親と子だぞ。また、戻ってきたら……、顔を合わせたら……
そうじゃの。大人になった息子と酒を酌み交わすのは、父親の最高の楽しみじゃな
（ガルガド＆ヒースクリフ＝セイバーヘーゲン／ソード・ワールド短編集 集え！へっぽこ冒険者たち）
〜父親的存在だった仲間と一時の別れをするときに。リプレイと小説のギャップは大きいが素直に感動しよう。
ｂｙ匿名希望さん
お前はわしの死に顔を見たいか！？
これからわしは死神に取りつかれ、
みるみるやつれ果て、
起きることもできなくなり、
下の世話を受けるようにもなるじゃろう！！
そんな父を見ていたいか！？
わしは見られとうないぞ！！
わしはまだ今なら立ち上がれる！！
何も残してやれぬ次男坊のお前には・・・・・・父として、
せめて父としてお前の脳裏に、まだ立ち上がれる・・・
威厳を持った父の姿を残したいもんじゃ！！
これから世の荒野に歩き出すお前の後ろ姿を、
まだ・・・力ある父で見送りたい！！
わかってくれるか！？こんな気持ち・・・
男と男の別れは・・・そんなものだ。
最後にわしにも格好つけさせろ！！
遠く離れても・・・お前の行く末の幸せを、
わしはいつでも祈っておる・・・
（坂本八平/お〜い！竜馬）
〜親子の今生の別れに。
別れも愛の一つである。
ｂｙ流竜馬さん
寅・・・いつか必ず上士の滅びる日がやって来る。
その日を見せちゃるきに・・・
魂となって俺にしがみついちょれ。
（坂本竜馬/お〜い！竜馬）
〜志半ばで散った若者の遺志を心に刻み付ける時に。
ｂｙ流竜馬さん
こんな場所で済まんのう・・・
墓参りにも墓掃除にもやって来れぬじゃろう・・・
じゃが、おんしらはこの中におるがじゃない！！
この中におるがはただの抜け殻じゃ！！
ええか！！北添！！亀弥太！！
出てきて俺の背中にしがみつけ！！
おんしらの魂は、俺と共に生き続けるがじゃ！！
さあ来い！！しっかりしがみつけや！！
やっちゃるきに見ちょれ！！
俺も無力だが、やっちゃるき・・・
どこまで、何ができるか、わからんが・・・
やっちゃるきに・・・
やっちゃるき・・・
ずっと一緒やぞ―――っ！！
（坂本竜馬/お〜い！竜馬）
〜次々散ってゆく仲間の遺志を一人逃さず受け止め、前に進む時に。
ｂｙ流竜馬さん
同じ星、同じ時代に生まれた兄弟達
さらば、友よ
（焔の流衣／がーでぃあんHearts）
〜誰かを置いて先に行くときに
どんな番組にも必ず終わりは来る・・・
人それを『最終回』という。
（次回予告／マシンロボ・クロノスの大逆襲）
来週が最終回である時に。
ｂｙ蒼 さん
勇者パルシオンよ。我が手から生まれし者よ。
我が身の消えつつある今、その身も消えるべき
運命・・・その身が生きる術はもう無い。
さぁ・・・土塊へと戻るがいい・・・
・・・満足だ。とても満足だ・・・。
この星の土になれる・・・。
僕はディアナの意志を護ったんだ。
僕は、地球人・カイなんだ・・・・・・。
（パルシオン（カイ）/超鋼戦紀キカイオー）
〜命が代償であろうと、悔いなき戦いを終えた時に。
この後、結局は奇跡で助かってしまうものの、
ここは素直に感動しよう。
by流竜馬さん
お前は俺の運命を変えていたんだ
そしてそれがもっと大きな運命を変えるかもしれない
俺の占いが……やっと、外れる……
（手塚海之／仮面ライダー龍騎）
〜先を見とおす力を与えられた者が意思の力で未来を変えることに成功し、そしてその先を知ることなく倒れることとなった別れ
こ、今度ばかりはタネはありません。ほ、本当にさよならです！！
（男爵ディーノ／魁！男塾）
〜男塾生の生命力をもってしても復活できない時に。
ちなみに、同僚(？)である男塾鎮守直廊三人衆の二人も復活できなかった。
by蒼さん
私、エリーヌとして生きた長い時間より、
ルフィアとして生きた短い時間の方が、
ずっと・・・ずっと楽しかった・・・。
（ルフィア/エストポリス伝記）
〜邪神としてより、一人の恋する女の子としての
生き方を選んだ矢先に訪れた別離の時に。
ｂｙ流竜馬さん
この星の夕陽は、俺にはまぶしすぎる
（ＶＲＶマスター／激走戦隊カーレンジャー）
〜真の理由を伏せたまま粋に去る時に
こちらはＭＳ短波無線機による実況放送班であります
ゴジラは、只今この放送を送っておりますＴＶ塔に向って進んでまいりました
もう退避しろとの言葉もありません、我々の命もどうなるか
ますます近づいてまいりました、いよいよ最後です
右手を塔にかけました、ものすごい力です
いよいよ最後、さようならみなさん、さようなら！！
（放送局スタッフ／ゴジラ）
〜最後の最後までメディアの人間としての生きざまを貫いて
災害報道はかくも危険である
歳、自由にさせてくれ。
お前は新撰組の組織を作った。その組織の長であるおれも作った。
京にいた近藤勇は、いま思えばおれじゃなさそうな気がする。
もう解きはなって自由にさせてくれ。
（近藤勇／燃えよ剣）
〜相手の熱意につきあうのに疲れてしまった時に
ここにきてちゃぶ台を返されてしまっても困るところではあるのだがこう言われてしまうと反論のしようもない。
連邦軍はどうしてガンタンクなんて作ったんだろうな
（猿野天国／Mr.FullSwing）
〜男の断末魔
あの世に行ったらテム・レイに聞いとくれ
わたしはこれから眠り続けるけど、その間に志貴の夢を見る
なんの意味もないけど、それはきっと、きっとすごく楽しいよ
（アルクェイド／月姫）
〜初期設定の関係上どうしても避けられない別れの刻に
せめて思い出だけは持って帰りたい
それがあまりにも小さなせめてものであったとしても
いつごろお帰りやすのん
そうさな、早ければ三日とかかるまい。遅ければ……ま、盆には帰る。迎え火焚いて待っていろ。
（高杉晋作／高杉晋作）
〜生還を期しがたい賭けに赴く時に
ビビギダダ ゴラゲゾ パラダ ガギダ ギ ロボザ
（バラのタトゥの女／仮面ライダークウガ EPISODE.48「空我」）
〜ダグバが最後のゲームをはじめる裏で、いろいろと因縁のあった一条刑事の銃弾を避けもせずあえて撃たれたバラのタトゥの女（バルバ）の最後の言葉
訳は「気に入ったわ、お前を。また逢いたいものだ。」となるらしい。
リントが未確認と同じになればまた逢えるのだろうか。でも一条刑事はきっとそうはならない。バルバより先に五代雄介に出会ってしまったから（そして１×５へ）
今度やるときはもっと強いチームでやりたい
（近藤昭仁／９８年シーズンオフ）
〜不本意な成績に終わった辞任に際して
チームを強くするのがあんたの役目やなかったのか
あたしの一番怖いことは
友達に「さよなら」を言う事すら考えられなくなる事だった
でも……最後の最後に…………それを考える事ができた
（Ｆ・Ｆ／ストーンオーシャン）
〜生きることの意味を知った生物として最後の別れ
おれは……この体になってすべてが終わった、そう思っていた
ありがとう、また会おう！！
（仮面ライダーＺＯ／仮面ライダーＺＯ[島本版]）
〜一つの戦いを終えて、また前に進む力を得ての別れ
そして改造人間は仮面ライダーとなる
そういうことだから、アディオス
右に同じく、アディオス
（父親＆母親／未来にキスを）
〜後に残すものの苦労をかえりみずラテンに去るとき
アミーゴに生きればすべてはうまくいく
あの杵臼はわたしが事を成就させると信じて、先だって死にました。
いまわたしが報告にいかなければ、彼は事が成就しなかったと思いましょう。
（程嬰／月下の彦士）
〜事が成ったあとの栄耀に背を向ける時に
引き際を知るものは伝説になれる
アニキ……俺がいなくてもさびしくないよね
（リカード／ファイヤーエムブレム 紋章の謎）
〜一方通行の想いを別れに納得する理由にするとき
困ったもんである
私は国に帰らねばならぬ。私には……待っている者がいる。
（シリウス／ファイヤーエムブレム 紋章の謎）
〜責任払いの先約があるときに
仮面はいろいろ便利である
君の死は無駄にはしないよ
（パプワ／南国少年パプワくん）
〜食用可能な別れに
友との別れは人生の血となり肉となる、そしてたまに実際の血となり肉となったりもする
自分の回りで死なれるのはスゲー迷惑だぜッ！
このオレはっ！
（J.P.ポルナレフ／ＪＯＪＯの奇妙な冒険）
〜目の前で仲間を失ったときに
何れあの世で対面しよう
それまで父と子と何れが人生を真剣に生きたか
それを上総と競おうほどに
（徳川家康／徳川家康[横山光輝]）
〜生きて生きて生き尽くして大往生を前に若輩にかける言葉
お前の勝ちだぜ……神風
馬鹿だぜお前
馬鹿で馬鹿でしょうがないぜ
馬鹿で落ちこぼれで、どうしょうもなくて
そんなの、そんなの俺そっくりじゃねぇかよ
だから……お前を……
（テンマレンジャー・将児／五星戦隊ダイレンジャー）
〜くされ縁の勝負に決着がついたときに
決して死ぬんじゃないぞ。
九十、百までも生きろ。
生きて徳川家の目の上のたん瘤であり続けろ。
それがわしの願いだ。
（徳川家康／捨て童子・松平忠輝）
〜死なんとするものが生きんとするものに送る言葉
死んだ神よりも、生きた邪魔者のほうができることははるかに大きい
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