目黒オフと予定はかぶったのではあるが、今回はマスカレードサイクル（だっけ？）最後のエキスパンションであるプロフェシーのプレリリースがあるということで遠路池袋へと出撃した。
しかし、私は実のところ池袋のどこでやるのかをあんまりよく理解していない。サンシャイン文化会館？　……まぁ池袋でなんかイベントやるところといったらサンシャシンシティのところしか思い浮かばないし、名前もサンシャインだから間違いないだろうといーかげんな気持ちで行くとそれらしい人間を見つけて安心する。
さすがに前回の代々木の轍を踏んではしょうがないからな。

会場前で帽子を飛ばされ愉快なサザエさんになったり、手前でやっていたエンジニア適職フェアに心を奪われたりもしたが無事文化会館３Ｆに到着。影羅さん、ぜふぁーさん、梅さん、伊藤さん、ここはグリーンスタジアムさん、ＡＰＯやんなんかに出会って無駄話をしながらスタートを待つ。
しかしなかなか始まらない。開始は１１時の予定だったはずだが、大きなものでは席の移動小さなものでは枚挙に暇がない段取りの悪さ。こーゆーイベントをもう何回もやってるだろーに何故こんなに手際が悪いと文句をいいつつ、１１時をはるかにすぎてマスクスのトーナメントパックが配られた。
これは自分のにはならない予定なのだがとチェックをする。エンドカードはないがそれなりに粒はそろっている感じ。そして、ふと右隣の影羅さんを見るとそこには絶望という名を体現したようなパックがあった。

レアは紙
除去は殆どなし
そして各色まんべんなく、ちょっと弱めのクリーチャーが揃っている

思わず踊りだしたくなしそうな惨状に一緒に笑っていたりもしたのだが、私はふと恐ろしいことに気がついた
隣の人とチェックしたパックを交換したら、このパック私に来るかもしれない
うわーうわーうわー
と内心パニックになっても状況が変わるわけではなし。対面の見知らぬ人はパワーマトリックスを引いている、対面と交換にしてくれと祈りつつ運命の一瞬がやってきた……響き渡る拡声器の声。
「パックを右隣の人に渡してください」
はうっ、影羅さんは左だ

生命の危険から無事逃れ、回ってきたパックのチェックをする。
黒は除去が１枚だけれども堕落した役人やスキャンダル売りディープウッドの屍食鬼などクリーチャーは悪くない（呼び傭兵がいないのが残念だが）
青はドレイクの雛と外交官以外はちょっと力弱い感じ
白、副長がいるのに３マナレベルがいない、しかし除去と解呪と再興があるのでプロフェシー次第では
緑はクリーチャーが大イモムシ、ボアとベストではないがベター。レアの春分は使えないけど、なにより猛毒の息と激励が光る。
赤。雷音、微震の除去呪文はあるがクリーチャーが薄すぎ
そしてアーティファクトだが守護者、鉄槍は文句なしで使えて問題はカイレンの公文図書館だが……まぁドロー補助としてそこそこ使えるのではないかと考えた。
この時点でもくろみは黒緑。プロフェシーで黒の除去と緑の大型を引ければ最高である。

そしてプロフェシーが配られた。
パックを開封すると同時に場内にわきあがる悲鳴
私も思わず目をうたがった
なんで中身が中文版
・・・・
・・・・・
・・・・・・
中文版だったのはアンコモンだけで他はちゃんと日本語だったのだが、結局エラーパックということで中文版を引いた人間は全員パックごと交換となった。
これで神のレアを引いていた人間（影羅さん）とかは残念そうな顔をしていたが、まぁしょうがないということでおとなしく回収に応じる４００人余の中文ドロー軍団。
そして引きなおしのプロフェシー、今度は中文じゃないよねと心配しながらパックを開けてみると……あ、神のレア引いた。

Plague Wind／疫病風
コスト：７黒黒
タイプ：ソーサリー
イラスト：Alan Pollack
希少度：レア
あなたがコントロールしていない、すべてのクリーチャーを破壊する。それらのクリーチャーは再生できない。

ポータル三国志の圧倒的武力には負けているげ限定環境ではこれは神だろ。
他には白、赤はめぼしいものはなし。緑そこそこで青がカウンターが充実していたので黒青タッチ緑でデッキを組んでいたのだがＡＰＯやんのアドバイスもあって黒青に絞ってみることにした。
できたデッキは以下の通り。