01/3/07 DCIセンターインヴェイジョンブロック限定構築


その昔インヴェイジョンブロック限定構築用に作ったカバゲドンデッキ。プレーンシフトを導入していろいろ調整していたのだが、なかなかこの環境でのデュエルをする 機会がなく、調整が煮詰まっていたところであるが3月になってやっとDCIセンターのトーナメントに限定構築が組まれるようになったので早速行って来た。
いろいろと情報を集めるに、この環境は赤の火力と虚空が圧倒的に強いことはやはり明らからしいということでマナ関係を少し絞ってプロテクションのガリーナ騎士、 2/2&2点火力ストッパーのはさみ蜘蛛、虚空封じの翻弄する魔導師を投入。ライフを火力から逃がすためFoFを蒸気とし、マナの不安定になった部分を補うためあえ て棲み家を投入してみた。
こうしてできたデッキが以下の奴である。
ちなみにこの前のバージョンでは砕土とドラコが入っていたり、騎士のかわりに使い魔だったり、ニショーバと虚空、調査がいたりといろいろ変動しているがカバとゲド ンはコンセプトなので不動である。

(メインボード)
4 ユートピアの樹
4 ガリーナの騎士
4 翻弄する魔導師
4 はさみ蜘蛛
4 探索するフェルダグリフ
4 世界の荒廃
3 集団監禁
3 生き返りの蒸気
3 悪意/敵意
3 増進/衰退
4 トリーヴァの廃墟
9 森
5 島
4 平地
1 沼
1 山

(サイドボード)
3 足縄(黒除去に耐性のある相手に)
3 撹乱(虚空、プローブ、カウンター)
3 カヴーのカメレオン(対青)
2 突進するトロール(対赤)
2 始祖グリーヴィル(エンチャント対策)
2 梢のうねり(対飛行)

1.アリーナデッキ 引き分け
(石カヴー、カルデラのカヴー、荊景学院の弟子、アルマジロの外套、年経た蜘蛛、ミラーウッドツリーフォーク、発光カヴー、肥沃な大地、エラダムリーの呼び声、ジェラードの命令、有角カヴー、鉄葉の聖騎士など)
私でも名前を知っている某有名プレイヤーが相手。だけれどもデッキがマジでないおかげで1戦目はぎりぎりまでカヴーとゴブリンに押し込まれながらカバを飛ばして削 りきる。
2戦目は、殆どハイランダーな相手には役に立たない翻弄する魔導師を抜いて突進するトロールと足縄をサイドイン。しかし森島島で始めた初手から島しか引かず、なに もできずに石カヴーやカルデラのカヴーに殴り倒される屈辱。
3戦目は地上を固められて膠着しているうちに時間がすぎて、カバを引いたころにはタイムアップ。足縄は確かに黒くなるクリーチャーにつけられるアルマジロ対策には いいカードなのだがカバがこないと突破できないのはやはり弱すぎか?

2.虚空入りステロイド 負け
(虚空、ウルザの激怒、ギトゥの火、暴行/殴打、マグマの噴出、火炎舌のカヴー、雷景学院の戦闘魔道士、荊景学院の使い魔、スキジック、カヴーのタイタン、怒り狂うカヴー、ヤヴィマヤの蛮族など)
赤緑で除去満載に虚空まで入っている。初戦は集団監禁を張ってゲドンを打つもののプロト青蛮族の前に撃沈。そういえばクリーチャーのうち12体青だった。
増進/衰退と蜘蛛を抜いてトロールと撹乱を入れた2戦目はプロト赤と再生で戦線を作るものの、赤バトルメイジで手札を失い虚空(X=2)の後総攻撃でジエンド。火 力の種類が多すぎて翻弄する魔導師の手が回らなかった。

3.5CG 負け
(虚空、調査、砕土、ドロマーの魔除け、探索するフェルダグリフ、連合戦略、雷景学院の戦闘魔道士、集団監禁、世界の荒廃、マナの大鉢、星のコンパス、堆石堤、悪 意/敵意、反論など)
砕土とコンパスと堆石堤を使って各色のカードアドバンテージの鬼を打ちまくりカバで勝つデッキ。あからさまに遅そうであるが、こんな相手に1、2戦とも土地だけ事 故。蒸気を使っても撹乱を空打ちしても土地とマナソースとエンチャント。虚空と調査に加え連合戦略まで打たれては勝てません。

0勝2敗1分と結果は出せなかったが動きとしては悪くない。事故が3度あったが、これは構成上やむをえないと考えてるべきだろう。とりあえず個人的には納得できる 結果だろうか(志が低いのう)。
メタ的に虚空は予想通りだったが、赤い戦闘魔道士の黒能力がよく見られたのが印象的であった。これに対抗するにはやはり翻弄する魔道士でパーマネント的に虚空を封 じることは必要、あとは魔道士があっさり火力で除去されないための手段を講じる必要があると考える。
あとはカバ以外の勝ち手段がやはり必要で、地上を膠着させてからカバを飛ばせて殴りにいくだけではかなり不安定に感じられた。
この2つのポイントに対する回答として今考えているのが「希望の翼」「鎖ナイフの障壁」「アルマジロの外套」「気高き豹」「突進するトロール」「万物の声」「追放 するものドロマー」などの投入であるが、重くしたくない、マナ域を分散させたい、クリーチャーを減らしたくないなどの意向もありもう少し調整しつつ考えてみること としたい。


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