とにかく勝ちたいとかポイントがほしいとか賞品が欲しいとか腕をみがくためとかトーナメントに参加する理由はいろいとあれど、私の場合はとりあえず遊びたいというのが第一義。まぁ勝てば嬉しいが、勝つために大きなコスト（金額はともかく時間と精神力）を払うつもりもなく試合の数と内容に満足がいけばそれで結構というのがスタンス。
そんなわけで仕事を早めに切り上げてふらっと参加できるDCIセンターの平日トーナメント（ドラフト）は非常に重宝しているのだが、これがなくなってしまうというのは非常に困ったもんである。

今日はフライデーナイトマジックとやらで優勝するとフォイルのボトルノームがもらえるらしいのだが、DCIで２勝以上した記憶などいつの話かといったところなのでそんなことはさておいての８人ドラフト。

１パック目、候補となるのは火花鍛冶と稲妻の裂け目。どちらかというと後者のほうがポイントは高い気がしたのだが趣味的に火花鍛冶スタート。２手目でナントゥーコの鞘虫、３手目で青赤もありかなと霧衣の金切り魔を取ったのだがこれは間違いでここはただれたゴブリンだったかと思われ。ゴブリンの群衆追いとゴブリンの紅蓮術士という使ったことのないカードが２枚取れたので今日はゾンビ＆ゴブリンデッキにしようと心を決める。いわゆるオンスロート環境の代表的なアーキタイプという奴ではないのだが個人的にはハマると完封、死ぬときは自爆という潔さがちょっと好きだったり。
２パック目、除去はいるだろうと虫つぶしスタート……だったのだがこれから目指すデッキタイプに軽量級しか除去できないカードなんて必要だったかと振り返るとちょっと疑問、魂無き者かそり乗りを取るべきだったかも。とりあえずナントゥーコの鞘虫が３体になったのだがゴブリンはあまり増えず。
３パック目、２枚目の火花鍛冶が取れるところをつい沈黙の死霊を取ってしまう。
だいしっぱい。
さすがに３つ失敗やらかすとデッキがおかしくなるなとできたデッキが以下の通り。序盤になんとかダメージをかせいで葬送歌で突撃しかないのだがさてどうなるか。

そんなこんなで出来たデッキが以下のとおり

メインボード

２　Skirk Prospector / スカークの探鉱者
１　Festering Goblin / ただれたゴブリン
１　Sparksmith / 火花鍛冶
１　Goblin Piledriver / ゴブリンの群衆追い
２　Wretched Anurid / 卑劣なアヌーリッド
２　Goblin Sky Raider / ゴブリンの空襲部隊
３　Nantuko Husk / ナントゥーコの鞘虫
２　Reckless One / 思慮無き者
１　Goblin Pyromancer / ゴブリンの紅蓮術士
２　Haunted Cadaver / 憑依された死者
１　Silent Specter / 沈黙の死霊

２　Crown of Fury / 憤怒の冠
１　Crown of Suspicion / 疑惑の冠
２　Dirge of Dread / 戦慄の葬送歌
１　Swat / 虫つぶし
１　Aphetto Dredging / アフェット式底ざらい

８　Mountain / 山
６　Swamp / 沼
１　Goblin Burrows / ゴブリンの穴ぐら
２　Barren Moor / やせた原野


サイドボード（きっぱり未使用）

１　Anurid Murkdiver / アヌーリッドの濁り水潜り
１　Cover of Darkness / 闇の覆い
１　Shepherd of Rot / 腐敗を導く者


１　白黒　×○×

１デュエル目、卑劣なアヌーリッドで自爆
２デュエル目、群集追いが爆撃兵に睨まれて葬送歌突撃ができず、上空から殴られる。しかしなんとか黒いブロッカーを追加される前に思慮なきものを引き全員突撃で勝ち。
３デュエル目、再び卑劣なアヌーリッドで自爆

２　赤緑　××

１デュエル目、ゴブリンを並べて紅蓮術士の機会をうかがうもとどろく蹄音で綺麗に全滅
２デュエル目、３度卑劣なアヌーリッドで自爆。いや今度はちゃんと鞘虫引いたんだけどでかいビーストが向こうで睨んでいてサクるにサクれずにずるずると。

３　ＢＹＥ

先生、今日はアヌーリッドの日ですか。全マッチ、アヌーリッドと共に死ぬのですか。私のゴブリンに対する愛が足りないのですか。ゴブリン０３号というのはファイブマンのゴルリンをフィーチャーしたつもりだったというのは本当ですか。と、嘆いていたら一人ＤＲＯＰが出てしまったのでＢＹＥ。
遊びに来ている人間としてＢＹＥは負けより辛いんだがなー、どうせなら２人ＤＲＯＰしてくれれば良かったのに（我侭）。

というわけで結果ＤＲＯＰよりは順位は上で７／８。
妙にカードが豪華だったのでこの順目で沈黙の死霊が手に入ったりしたのだが、ちょっと欲求不満あり。
この借りは明日のプレリリースで返そうと星空に願いを込める自分であった（そしてきっぱり寝過ごしましたが）。