「Kanon」の小説を読む。

ゲームのほうは「加奈」同様スタックに積みっぱなしであるのだが、ゲームをやるより小説のほうが楽なので先に読む。「読んでから見るか、見てから読むか」というのは昔の角川文庫のコピーであるがちゃんと「読んでからプレイする」ことができるのかはちょっと不安なところである。

ゲームは「DEVOTE」をどかどかとプレイ。

昨日は眼鏡だけが存在意義と言い切られた４人中唯一の眼鏡娘をクリアして、エロ小説インサイダープレイからいきなり謎のラグビー部経由純愛エンドに唖然とした自分ではあるが、今日は残りのヒロイン、委員長、えせ下級生を攻略。

基本線として言わせる系だったり、後ろメインだったり、後始末に困るような行動を平気でやっていたりというシナリオ系統であったが、どうにもこのゲームキャラクターの描き方が一貫していないことこのうえない。

すべての道が純愛に通じるエンドは、まぁゲームとしていいとは思うのだがそれまでの道筋がどのキャラも出鱈目に近く、結局人物像がつかめなくなっている。断片としては悪くないのだが、このあたり練り込みの不足があったのだろうか。

１１／２

仕事で帰りが遅いのにゲームばっかりやっている物だから掃除洗濯と読書がスタックにのりまくり。今度はこの上のスタックにVB&VCなんてものも積まれてしまった。なにをどうしたらいいのかわからなくなってきたのでとりあえず目先のものから一つ一つコツコツと。というわけで「堕落」をプレイ。

「お兄さま、あなたは堕落しました」

ゲームとしての出来は凡百

１１／３

結婚したいかと問われて５人中５人が否と答えた。

否といっても色々あって、相手がいるけどしたくないのと相手はいないがしたくないのはけっこう違う。

ちなみに私は後者のほう。

人間関係に関わるあらゆる手間が省略できるならやることを否定しないが、それは普通結婚とは言わない。

今日はきみなりさんが上京してきたので迎撃MTGの日

上京してなくてもMTGの日だろうという説もあるが、意気込みが違うということで。

特にイベントはなかったがラプリームさんとCoA2（Nifty serve FGAME2でやっている通信MTGキャンペーン）のデッキで戦った。

結果は１勝１敗だが、そこそこ回ることを確認したのでそれでよしとする。

その後明日は平日だけど迎撃で飲み会

あいかわらず熱いクソゲーをやっているようで素晴らしい限りである。明日のエースは「盗撮マニア」か「偽タクシー」かはたまた「月光」か、ちなみに自分はどれもやったことがない。「モルモット」を心のランキングに残しておける私はまだヌルいのか。それはそうと大根サラダは梅畑なのである（謎）

１１／４

ちぇりーそふとの「Promise」をプレイ

ヒロイン総受けというのはけっこうめずらしいんでないかいと思うが内容的には残る物がない

最近ゲームで燃えないのは心が疲れているのかもしれない

１１／５

放射線取扱主任者試験の合格者名簿がもう１０日以上前に出ていることを知り、見に行った。

落ちてた(T-T)

今回はそこそこ自信があったのだが……入社１年目で情報処理二種、２年目で初級シスアドとって以来後が続かない

次はTOEICを受ける予定だがこれはあんまりデキる気がしないのでさらに次、春の情報処理一種に賭けることにしよう。

べつに資格が何かの役に立つような仕事をしているわけではないのだが、何か取らないとユルい会社生活を送るのに支障が出てくるのだ。

巨人の渡辺オーナーがまた吠えている

オリンピックよりペナントという主張自体は一つの意見として真っ当なのだが

人徳というものがカケラもないので、死んだムササビほども役に立たない

やはり物事を主張するには普段の態度が大事なのである

また新リーグ、新リーグ吠えているのでいっぺんやらせてみたいものである、もっとも新リーグ実現の暁には横浜も追従しそうなのが困ったところではあるが。

１１／６

今日はＭＴＧの日ということで目黒オフ会へ出かけるのだが

その前に「サイボーグクロちゃん」と「モンスターファーム」を見ておく

あまりＴＶを見ない私ではあるがこの２本は早起きする土曜日とサイクルがあっているのでなんとなく見てしまうのだ

子供向けでは有るがけっこう馬鹿にしたもんじゃない

マニア向けに走ってわけがわからなくなった作品とか、ファン目当ての出鱈目な作画の作品が氾濫する中でこーゆー地に足のついた面白さを持つ作品というのは貴重なのである。

１１／７

円盤が来た

じゃなくてNHKが来た

NHKの料金は払っては行けないとどっかの誰かが言っていたが、交渉する労力が面倒くさいので私は毎度毎度払っている

まぁNHKはわりと見るし、別にそれはそれでいいのだが手続きをするのが面倒くさいので銀行振込にもしていない

そーゆーわけでNHKの集金のおっさんは毎度毎度来ていたのだが、なんせ会社員が平日にいるわけもなくまた土曜日は毎度毎度のMTGで外出、日曜日は外出か昼寝と相場は決まっている。すなわち集金におっさんとの接点がないわけで今月は１ヶ月近く無駄足を踏ませまくりであった。

そのせいか今日は来るなり銀行振込の手続きをわりと強硬目に主張していくNHK、かったるい話では有るが相手が動いてくれるなら乗ってみるのがこころいきということでめでたく銀行モードに相成った。

ゲームは「憧裸」「こすちゅーむ」とプレイ。

「憧裸」はいわゆる育成型のゲームであるが、育成型につきもののパラメータによるヒロインの多彩な変化というものはあまりなくシンプルなシナリオになっている。

まぁシンプルなのは別に悪いことではないのだが、シンプルに加えてこの主人公、Hにあまり興味がないせいで非常に淡白。

絵や行動的には非常に濃いのだが、これは非常にもったいないところである。

また育成による変化が殆ど見られないためEDが唐突。薄いADVに意味のない育成部分をつけ単純無比な経営でゲーム性をつけたようなノリになっているのだが、どれもこれも中途半端であり非常に惜しい出来であると感じた。

絵はいいのだが。

「こすちゅーむ」は特に感想なし。

ところでM’ｓのHPはいいかげん「東京女囚収監所」の攻略をUPしないか

いつまでたってもアンインストールできないでないではないか

１１／８

なくて七癖とはよく言うが、私の癖は爪の付け根の皮を削ること。

気がつくと仕事中などにシャープの先でガリガリとやっていてしょっちゅう流血している。

そのせいか今日は右手の指５本全部にカットバンが貼ってある始末で米がとぎにくいことこのうえない。

１１／９

昨今の厳しい業務情勢を受け課としての方針を考えて欲しいとの意向から、（社外で自費かつ休日に行なう自主的という名目の）研修会を開催するとのお達しが上のほうからあった。相変わらず事務的な事項以外は何がいいたいのか何をいっているのかさっぱりわからない技術者にあるまじき文書をいただいて、非常に気力ゲージが減っているのだが所詮正論相手なのでノー反論で付き合うことにする。

こういうのを面従腹背とか奴隷根性とか言うのだが、かったるいので何も言わず寝る日々。

気力と時間と工数が無限にあればいくらでも行動のしようはあるのだが、ポイントを決めて気力を注力していかないとやりたいこともやるべきこともできなくなってしまうのでこれでいいのだ。

１１／１０

ドラえもんの道具で「メデューサの目」だか「メデューサの首」だかいうのがあったと思う、のび太が立たされてもつらくないように使った道具で足を石にして立ちんぼうでも平気にした奴。あれが欲しいと感じた今日の日、PSGフェアという私の会社の主催する展示会で説明員をやっていた。昔は技術紹介が主であったこの展示会も、いまでは外販の獲得が主目的と様変わりしているわけではあるが、一日中椅子に座って仕事をしている技術屋が起立の説明員として駆り出されてへとへとになる現実には変わりがない。

まぁ見てくれでないコンパニオン（byパトレイバー)どころか見てくれコンパニオンすら雇えるような経営状況にはない筈なのでこれはしょうがないのだが

とにもかくにも疲れた。

帰って、夕食の下ごしらえをしてちょっとWaitで横になったら、朝だったりしてイイ感じに醤油が染み込んでいるのだが一晩放置した鶏肉って大丈夫なんだろうか。

１１／１１

本という物は一度読んだらそれきりの人もいるが、すでに筋も内容も完全に把握していても何度も何度も読み返す人もいる。

私は後者のタイプである、このタイプは一見本代がかからなそうではあるのだが結局買う本が減るわけではなく、逆に図書館などを利用せず本は買わないと気がすまなかったりするためかえってお金がかかったりするものである。

さて、今現在わたしが読んでいるのは司馬遼太郎の「坂の上の雲」。現在４巻にさしかかり旅順要塞の前で日本人がどんどん死んでいるところである。

司馬遼太郎風の人間の類型では乃木大将は「項羽と劉邦」の劉邦や「世に凄む日々」の毛利敬親公と同じ型の消極的な馬鹿（大人とも言う）なのだが部下に積極的な馬鹿（無能と言う）を押し付けられたため総体としてえらい目にあったものである。そのわりに書かれかたが容赦ないのは司馬遼太郎自身がもっていた陸軍への怨念のなせるわざだったのだろうか。

この後、海から積極的な馬鹿のロシア代表が軍艦でやってきて、陸の積極的な馬鹿日本代表が大鉄槌をいただいて戦争の終りへと収束していくわけではあるが、最初の主人公であった筈の陸と海の英才兄弟を置いておいていつのまにか馬鹿の話になってしまうあたりやはり司馬遼太郎であるなと思うところである。

１１／１２

不幸少女救済ゲーム「みずいろの季節」をプレイする。

主人公はおまわりさんだが神奈川県警ではなく、交番勤務なので割と真面目。趣味は巡回、ただし欲情が高まるとかなりの部分をまぁいいかと許容してしまう性格が玉に傷で、制服のまま外でやっちゃったり相手が男でも全然オッケーだったり。男はまぁ可愛いから許すとして（正気か王様ーーっ！）、制服着たまま露出プレーはいくらなんでもまずいだろ警察官。

最初に看護婦さんと男ヒロインをクリアーしたのでけっこうHが濃いゲーム化と思ったら、あとはそうでもなかった。ヒロインが不幸エンドで出演した目を覆わんばかりのAVというのが見たかったのだが主人公はデッキにも入れずに部屋の片隅に積んでしまい残念。

ところで赤貧とレイプはともかくとして淫乱と同性ってのは不幸の内なのだろうか。

１１／１３

今日はMTGの日ということで渋谷に行く

時間が合ったら床屋に行きたかったのだが、競馬開催日の渋谷で頭を刈るのはやはりちょいと難しかった。

１対１のセメントなデュエルと違って多人数戦は良くも悪くもパーティゲームな要素が強いのである。特にクロスファイヤやペンタゴン、エンペラーのような見方と敵がいるパターンではなくバトルロイヤルになるとそれは顕著であり、目立つことをすると東西戦のひろゆきのように狙われたりする（あれはクロスファイヤだけど）。今日はとりあえずラプリームさんがババを引いたらしく、他人が撃ったゲドンの後、送還スペスシェイパーを持っていたというだけで4/4飛行クリーチャーの総攻撃をくらったりいろいろとやられていた（合掌）。

たしかこないだもラプリームさんが総攻撃をいただいていた覚えが有り、勝敗は兵家の常とはいえ遊びでこれは多少申し訳けない気がなくもなかった。

その後ドラフト、そろそろMM×３も飽きてきたということでMM×２、USでやってみる。

私のデッキは初手双頭のドラゴンで赤決定、その後２色目に白と緑の可能性を探るもデッチャ娘とウンパス以外はめぼしいものもなく肝心の蜘蛛糸鎧も取れなく決め手に欠けていたのだがＵＳが強かった。初手ガイアの子で緑を固めるとツリーフォーク、尻込み、シヴの抱擁と流れてきてさらにシタヌールのフルートで完璧。

結局この壮絶なクリーチャーパワーで押し切って優勝と相成った。

なんせセラを流したのが全く気にならないくらいなのだから困ったものである。

ＵＳの強さというかＭＭの弱さを再確認した今回のドラフトであった。

最後は中華食って帰る。

うまかったので別にいいのだが、食費は飲みに行ったのと匹敵するくらいかかってしまった。

１１／１４

異常が出なくても出るまで検査を要求するのは東海村だが

異常が出ても異常が出なくなるまで検査を繰り返すのは神奈川県警

京極堂の新刊が出ているとの話を聞くが前作と前々作のデキがあまりよくなかったので、イマイチ触手が動かない。

あれはでかいだけに外すとコストパフォーマンスが悪いことこの上ないのである。

まぁそのうち買うとは思うのだが。

さて本日は「憂淫の虜」「かすみ遊戯」をプレイ。

前者は治外法権なミッションスクールに全権調教師、薄いキャラクター性にあっさりとした堕ち描写と仏書院的の安直なところをよりどりみどりとりそろえてきたようなゲームであった。言うなれば高竜也の陵辱に北原童夢のア○ル描写を加え結城彩雨の近親で仕上げたようなデキ。

フローの把握しやすいシステム以外は特に見るべきものはなし。

絵同様にストーリーももうすこしねちっこいと良かったのだが。最後をことごとく浣腸でシメるあたり「すもも白書」を思い出したりもしたがアレほどの味もなし。

あっさりとシナリオ１００％に達してしまった空しさを、後者で埋めようとしたのだが、なんだかもっとポッカリしてしまったのは風族（ポポロクロイス物語）のさだめという奴だろうか。

１１／１５

ビデオをデッキに入れたはいいが予約ボタンを押すのを忘れる。

これをいわゆる画竜点睛と言う（違う）

笹さんのＨＰを見ると、日露戦争を舞台にした小説として児島襄の「日露戦争」が薦められていた。

児島襄といえば「ヒトラーの戦い」全巻が本棚にあるが「日露戦争」の方は読んでいなかったので心のスタックに積んでいずれ読んでみることにする。

京極堂とどっちの解決が先になるのか気になるところではある。