日記２０１６

（伊予はまだ１６だから）

の部屋

１２／１６　直撃のソーマ

「傭兵団の料理番(1)」読了　
傭兵団とか傭兵団の戦争が、自分の知ってる歴史小説とかの傭兵団に比べ超絶ホワイトなのだけが引っ掛かるが、料理しかできないつもりで世界とか歴史とかに無自覚に影響を及ぼし過ぎている主人公造形とその行動を表裏から見る物語構成は良い感じだった

「マップス(1)」MF文庫版読了　
まあ、実家にはノーラ版が全部あるんだが、傑作だからダブって買って後悔はしない　
1巻からいろいろ詰まってて濃いなあ
絵はめをつぶる。

１２／１７　からす天狗兀朮

休日だが仕事
無事に終わったので帰って荷物を置いて着替えてから忘年会に行く時間はあった。
明日も仕事なので残念ながら麻雀はさわり程度しかできなかったが４位、１位とやってほぼ±ゼロと無難な結果に。

田中芳樹「岳飛伝」再読了
講談をそのまんんま訳した感じで北方謙三のにくらべればこっちはあんまりハジけてはいないのだが、それでも岳飛さんとかその部下が戦場での無敵超人になっているぷりはすさまじい。
……なのだがその格好いい岳飛軍にさっぱりエールを送る気持ちにならないのが困ったところ。
岳飛軍は戦場ではほぼ無敵で、パラメータの高そうな武将は（牛皋以外はさっぱりキャラが立っていないが）どんどん仲間になるし、金軍以外で敵対したのは南宋への忠誠度の多寡以外は実際岳飛軍と変わらない立場の軍閥なの筈なのに十把一からげに乱族扱いしているし、韓世忠・梁紅玉ら名称からの評価も高いしと、それはもう大正義岳飛軍なんだが、政治センスゼロで皇帝・奸臣・佞臣の前では赤子のようなふるまいをするのに加えて、いきあたりばったりに戦っていてさっぱり抗金の戦略的行動をしているように見えないという脳味噌干物描写が極まっている。
政治センスゼロの英雄と言えば日本にも源義経がいるのであまりこれだから中国はとか言ってられないのだけど、もう少しストーリー的になんとかならなかったのだろうか。頼むよ、講釈師。
いや、ストーリー的に何とかしようとした結果わけのわからないことになったのが北方謙三版なんだろうが。

「姉なるもの(1)」読了
てっきりクトゥルー系お姉ちゃんかと思っていたら悪魔系っぽかった。
それならば少年のSAN値はまだ大丈夫か。

「超常探偵Ｘ」読了
なにがＸなんだろうとおもったら「空想科学Ｘ」のハカセと助手が出てきた。
猫が猫が（犬か？）

１２／１８　地球の記憶

「動物戦隊ジュウオウジャー」
ジニス様がゼイハブ船長に地球魔獣のパワーをくっつけたような手に負えない存在になって裏切ったばかりのクバルさんがすっかりテラーの影響下に……

「機動戦士ガンダム　鉄血のオルフェンズ」
MA前に主導権争いをしながらも脅威に翻弄されているまっとうな野心家たちをよそにイオクさまが独自の道を行きすぎていて困る。
いや、馬鹿は死んでも直らないけど、もう死んでたほうがいいんじゃないかな、この馬鹿は。

「ウルトラマン」の再放送、今週は「小さな英雄」　
ジェロニモンをイデに倒させたのはハヤタによるメンタルケアだと思っていたが、羽根ミサイルにスぺシウム光線、無重力光線にウルトラバリアー使って必殺技ゲージ消費していたせいもあったのか。

１２／１９　英雄伝説サーガ

「強くてニューサーガ(6)」読了　
もう、２周目アドバンテージとかだいぶなくなっていてタイトルに偽りありになってきた。
主人公、頑張ってるんで俺TUEEEEEでいいからきっちり勝ちきって老後の幸せとか手に入れてほしかったのだが、ままならなかったり、3周目以降っぼい伏せ情報多くてちょっともやもやが強くなってきた。
俺の中の磁石団長がキレそうです。

１２／２０　アキレスは鳩に追いつけない

客先作業の後明日の資料取りに帰るだけのつもりで帰社して､想定外の内部打ち合わせが発生しマジで精神的に疲れてる。
飲んでしまいたいが明日も早いんだよなぁ
実に困ったもんである。

「ジョジョリオン(14)」読了　
鳩さんのスタンドの能力が想像以上にショボくてびびる。貫通性能だけは異常にいいようだが。
この後の局面で使う場とかあるんだろうか、これ。

１２／２１　お姉ちゃんの騎乗

「戦うパン屋と機械じかけの看板娘」2巻を入手できたので読了　
引き続き戦後の事情は、まあそういうこともあるだろうと普通に納得して納め方もまあまあ良かったレベルだったが、スパルタンすぎるメインヒロインとか新ヒロインとかの立ち振舞いは相変わらず非常に良い
しかし黒幕っぽく暗躍している魔術師の人とその配下の娘については、今現在の情報だけだとやはり「帰れ、変なニャルラトホテプ」としか言えないなぁ

１２／２２　神聖モテモテゼーゴック

仕事
客先が駅から遠くて非常に疲れる
さすがにこれで帰社するきはおきなかったのだが、先週分の出張のクロージング社内処理はいつやるんだと電話がかかってきた
形式以上の意味を感じてないので投げ捨てたいのだが、スタッフ部門はこういう枝葉末節ばっかり突っ込んできて品質向上にはさっぱり役に立ってくれないので困る

「私がモテてどうすんだ(1)」AmazonでKindleのセールやってたんで読了　
モテてても根っこ部分の業が深すぎる女子の生態は面白い　
しかし、モテ始めるところが、ドム体型から絶食で痩せて美人になっただけとアレすぎて男どもが見た目アニマルにしか見えないのが難点。そこら辺のどんでんはこのあとあるのだろうか

「かみあり」既刊再読了　
ハロウィン編がうんざりするくらい長い印象だったがそれほどでもなかった（でもまだ終わっていない）
変な神様たちは変でいいなあ

１２／２３　暗黒寺ＡＫ

この３連休どこかで出社はする予定だったが１週間の疲労がダルいので、今日はやめて先送りにした
宅配便も来るしな　

中路啓太「うつけの采配」読了　
関ヶ原のキーマンの一人、吉川広家の物語。　
自分が毛利両川の器量にはまるで及ばないことをやっと認めて、認めたうえで頑張ってああいう結果になんとか落とし込めたのであったらそれは十分頑張ったといえるのではないかと。

１２／２４　クリスマス塹壕戦

リアルMTG。クリスマスだが特にクリスマスっぽいデッキは思いつかなかったので普通にやる。
ドラフトは1-1と0-2で負け越し。
だいたい土地が詰まっていた。
まぁそういこともある

１２／２５　原子女性は中性子と陽子

ファーストフード店とか週に２回も３回も行ったりしないので季節メニューとか食べようという気がせず、いつも定番のしか食べてない。
たまには冒険とかしたほうがいいんだろうがめんどくさいしなー

「バーナード嬢、曰く。」視聴　
ラス２話は、すっかり神林嬢と町田さわ子のユウジョウ話だった。
原作からピックアップしてこういう構成にする意図はわかるがちょっとくどくも感じた。
もう少し本の話をして欲しかった気が。

「咲(16)」読了　
前半、幕間で誰も卓に座ってなかったせいか、尻祭りがすごかった。

１２／２６　神聖トーマ帝国暗黒料理研究会

「異世界転生料理人(2)読了」　
異世界転生のあれやこれやに天然な料理人と、その天然ゆえに翻弄される英雄のあれやこれやが面白い。
堅実なデキ

１２／２７　最後の喫煙者

昼に入った飯屋で、特に何も聞かれてなかったのに何故か喫煙席に入れられた。
自分は煙草の煙とか特に気にしないので別に良かったのだが、後輩の人はちょっと嫌だった模様。
言ってくれれば良かったのに……ってそのへんは自分が気を回してやらないといけなかったのか。
人間力が足りない。

東條チカ「幼女戦記(1)(2)」読了　
原作未読でコミカライズ版から。　
魔法アリ第一次世界大戦といった戦争で、幼女に転生した現実主義すぎるオッサンが成す戦場アクションとビジュアルは良い。
バックグラウンドを含めた世界のロジック、主人公の持っているアドバンテージと思考の流れがいまいち入ってこなかったが、これは原作のほうを読むべきか。

１２／２８　超催眠学園

「週刊少年チャンピオン5+6号」
「マル勇九ノ島さん」
元勇者ヴォルカニックさんはあっさり完敗。
ヴォルカニックとフレイヤの物語は駆け足で終わらせられたが、打ち切り確定でラストまで使える話数が限られているのでこれはしょうがない。ヴォルカニックのオッサンもああなるに至るオッサンなりのいろいろな流れがあったんだろうが、それは本題とはあまり関係ないからなぁ。
そこらへん割り切って、物語を畳みにきている姿勢は好感が持てる。
あとは単行本最後まで出るんだろうか。
「吸血鬼すぐ死ぬ」　
ロナルドさんの人間力暴落が止まらないでござるの巻。　
いつもは用もないのにやってくる事務所に押しかけてくる面々も豪雨とあって姿を見せず、ドラルクではそれはもうああなるよなと。
サテツさんには苦労かけますなぁ。
「鮫島、最後の十五日」　
親方は白水さんのことをよーーーっく見ていたといういいオチのついた取り組みだっただけに、あのびろーんマワシがなんとも惜しかった。厳重注意だろうなぁ。
そしてまだ続くらしい。
「あつまれ！ふしぎ研究部」
催眠プレイを女子に仕掛ける話。
……安倍先生
「実は私は」
いろいろ解決して大団円へ向かう感じに。
途中中だるみもあったけれど全般にいいマンガでしたわ。

「DUEL !(1)(2)」読了
フェンシング漫画。
実力者にひかれてスポーツの部活に参加した初心者主人公が、地区最強のライバル校との練習試合で抜擢されて秘めていた一点特殊能力で活躍とか部活モノの王道アンド王道だった。　
まだこの時点ではフェンシングのスポーツとしての特徴とか、試合における勝敗を分けるポイントとかはいまいち表現できていないが、強力な突きをくらうとイメージ全裸になるとか胸アーマーをつけて試合してなお乳に突きをくらうとたわわるとかいうことはわかった。

１２／２９　僕はずうとるび

喉が痛い
自分は痰を製造する機械か何かかというくらい痰がでて困る
部屋が乾燥しているのかなぁ

「バンド臨終図巻」読了　
山風先生の「人間臨終図巻」をベースにしているという時点で一定のデキは明白なんだが、なかなか悪くはなかった。
惜しむらくは自分の知識がキャンディーズ､ビンクレディー(あとバンドでないが山口百恵)止まりなところ。
ジョジョのスタンドで名前だけは知っているバンドがぞろぞろ出てきていたが中身がさっぱりわからねーぜと。

「ヤリへん(2)」読了　
メイン二人がどうも方向性不明になってきたが、カルビ先生の暴走による場持ちがたのもしかった。
１巻の時点では性犯罪者まっしぐらだったはずの今宮編集が引き気味になるくらいひどい。

帰省のための本をiPadに詰め込んでいたら、ストレージの空き容量は全然あるのにあと10GBないと書きこめませんとか言ってきたがったでござるの巻　
i-Padはもうしょうがないので初期化して復旧。しかし今度は、自炊書籍を入れているHDDの空き容量がやばい。同人を退避して少し空けたがこの年の瀬に……

１２／３０　果心居士の現実

横島一「仮面ライダクウガ(6)」読了　
グロンギのゲゲルは遅々として進まなくて、このままだとクウガが金になる前にダグバが出てきて全部あちゃこになりそうなのだが、バラのタトゥの女があちこちで三面六臂。　
雪菜アギトをそう使ってしまうのかー
いまいちエキサイティングでないのでカオス榎田さんには頑張っていただきたい

「幼女戦記(1)」読了
文章構成に小説としての定型を外している部分が若干目についたが、部分コミカライズのビジュアルで補完されていたので読みやすかった。
やってることはもう戦争オブ・ザ戦争といった感じでさすがのおばけ幼女。
安全を確保しながら出世はしたいという欲望を持ちながら、WWⅠ,WWⅡ前っぽい世界で世界大戦の可能性を語ってしまうなど当人自覚なしのブレーキのなさっぷりが後方勤務だの引退だのを自分から遠ざけている感じ。難儀な性格ですなぁ。
　
梶川卓郎「信長のシェフ(17)」読了　
未来知識をもとに戦国でうまく立ち回ろうとしている松田さんは底の浅さを百戦錬磨の松永弾正に見透かされていて、踊らせているつもりが踊っている人に。
いざタイムスリップとか異世界転生とかしたときにこうならないよう、以て他山の石としたい。

池上遼一「六文銭ロック(1)～(3)」読了　
超三国志の次は超戦国史。本能寺の変の黒幕はまあ、ありといえばありな真実だが幸村サイドの武将が全員男気生物で、そのしわよせをくって戦国の闇を全部背負わされているのは重い荷にもほどがあるんじゃないかと。

１２／３１　北帰行達人事変

帰省
まぁ特にすることはないが、北海道在住でなく普段顔見せる機会がないので元気で生きていると表明するだけにいつも帰っている。
今年は甥っ子が受験で札幌に来ていなかったのでさらに顔を出すだけになっていた。
年末の仕事のない日が確定して。飛行機をとろうとしたときはすでに30日も3日も早朝深夜しかなかったのでこの日に帰ったのだが、ラッシュのピークとか過ぎてるので快速エアポートとか札幌大丸とか比較的空いてていいなと思ったら、駅前にタクシーが一台もいなかった。なぜだ。
１１月ごろに雪がめちゃめちゃ降っているという報道があったが、今は大したことなかったのが予想外。

「モンスター娘のお医者さん(2)」読了　
蹄鉄で話が終わったかと思ったケンタウロス娘にブリンカーを、あと勢い余ってボンテージも　
やりおる

今年の紅白歌合戦は、タモリとマツコが舞台裏をうろうろしていたり、シン・ゴジラがやってきたりAKB総選挙があったりといろいろネタをぶちこんではきているのだが、いつもの復興感動路線を含めた各イベントの整合性というものがさっぱりなくて、非常にパッチワーク感が強かった。
そんな番組らしく、視聴者投票と会場の一般客の票では圧勝していた白組が審査員票をプラスした結果敗北と、ポカーンなオチがついたのが実にひどかった。

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