日記2001

long long ago,20th Century

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7/1 勝者の蝕み

先月は何故か幼女主義関連ソフトウェアが集まってしまいいろいろと苦悩した月であったが、その辛さを日記で切々と吐露していたら昨日の飲み会で瑞鶴さんよりこれをやってみるが良いと「らぶらぶすとれんじCafe」を頂いた。なんだかよくわからないがパソコンパラダイス等の記事を調べる限りどうやらロリエロゲーらしい(その大王が胸キュンってかなりエロいって言ってたのだとか)」。
その昔、ログインの「愛のモザイク劇場」でロリは不可理論を展開して嵐の反論を頂いた自分ではあるが、北風と太陽の逸話に従えばこれはまさしくアイデンティティ−の大ピンチかも思わないでもなし。
で、とりあえず覚悟を決めてやってみたのだが……うん、これは「萌え」ゲーであるな。
非常に「萌え」を強く感じる
だけど私は「萌え」では堕落できないのである
エロが薄く、強く欲求不満を感じたので「Brightia」をプレイして心を和ませる自分。ロリの冥府魔道へと堕ちる危機は避けられたようである。

7/2 モヨロ人

「新しい歴史教科書をつくる会」以来教科書関連の書籍がなんだか盛況です。
個人的には歴史や公民なんてどうでもいいから算数と理科をどうにかしてほしいんですが
多分……現代日本に住む人間を指して「大和民族」という表現は不知火一族や独立幻野党の創作だと半分真剣に信じていた人間に日本の歴史教育について何か言う資格はないでしょうから。

7/3 かんばん方式生産

私が投稿戦士というかハガキ力士というか、まぁそのたぐいのものをはじめて10年ちょっとたっている。
こないだのMTGの後の飲み会で梅さんに、いったい月にどのくらい投稿してるのか聞かれてまぁ50枚くらいと答えたのだが実際どんなものなのか正確なところが自分でも興味あったので調べてみた。
スキャナを買ってから絵だけは記録してあるのでタイムスタンプと照らし合わせれば履歴はわかる。数えてみたところ99年6月から01年5月までの2年間で描いた絵が664枚、1ヶ月平均にすると27.7枚である。多分文章ネタは同じ位の枚数なのでやはり月産50枚と言ったところだろうか。
とりあえず数えてみたはいいけれど、平均的なハガキ職人と比べてこの数値が多いのか少ないのかはさっぱりわからない。
多いほうだと大谷淳の古式ゆかり月産200枚もあるし精魂込めた2ヶ月に1作で存在感を出していた人間だっているしさてどんなものなのやら。
まぁこの2年の絵の掲載数が210枚で打率が3割強ならいいほうなのだろう。

7/4 裏切り

ひさびさに「ティアリングサーガ」です。
敵に回るのも知らずせっせと育て、レベル=最大、攻撃力=一撃で竜騎士を落とす、防御力=生半可な勇者じゃ傷もつかない、まで到達してしまったジークがごつい増援部隊と一緒に突撃してくるのでどうにもクリアできなかったマップ。
今度は戦略を変えて僧侶3人体制でマップ端から遠距離援護しつつトップ3(シゲン、ホームズ、レオンハート)で単機突撃をかましてみました。……リュナン隊の時と違って壁がないんで間違いなく包囲されるんですが……。1発食らうとHPの3分の1を持っていかれる攻撃を覚悟しながらHPに余裕があるうちに僧侶に召還してもらったゴーレム(別名:石の盾)とともに進軍です。
斬る、斬られる、斬る、避ける、斬る、避ける、避ける、避ける、避ける、斬る、避ける、避ける、避ける、斬られる、避ける、斬られる、リセット、斬る、避ける、斬る、避ける、避ける、避ける、斬る、避ける、避ける、避ける、避ける、避ける、斬られる、避ける、避ける…… 平均命中率60%のわりには避けまくりますなぁ
そして6ターン目、ジークがついに突撃体勢に。とりあえずゴーレムを目標にしてくれたので命は助かったのだが、10体以上残った暗黒騎士に囲まれて、それでもジークを最優先で倒さなければどうにもならず

まずはホームズのアーバンレスト(射程3):「チットモコタエナイゼ
続いてレオンハートもアーバンレスト(射程3):「チットモコタエナイゼ

すいません、まだHPが半分以上残っています。
あとはシゲンに頼るのみ、しかしシゲンは勇者、射程1の攻撃はジークの反撃(命中率95%)を受けます。ここで一撃でも受けたらたとえその場は生き残っても次のターンの暗黒騎士タコ殴りには耐えられないのは明白、運を天にまかせて攻撃を仕掛けます。

あ、必殺が出た:「ツイニサイゴノトキガキタカ

そうしたら、マップクリアした
どうやら勝利条件はジークの撃破だったみたいで心配していた残りの暗黒騎士と戦うことなく終わってしまいました。まぁそれはそれでいいんですが問題は、ジークがイベントで逃げてしまったこと。
どーすんだ次にジークが出てきたら。
まぁなるようになるか。
というわけで次へ進む。

7/5 でんわにだれもでんわ

私の場合一応家には固定の電話があるのだが基本的に電話で情報のやりとりをしない人間関係のせいか不動産だの車だののどうでもいい用件の比率が莫大なため電話には出ないことにしている。多分、本当に用がある人間はちゃんと留守番電話に入れるだろうというわけで最近はベル音すら鳴らない設定になっている電話だが、困ったことにブレーカーが落ちると設定したのが消えるので応答メッセージはこちらの名前すら名乗らないデフォルト設定のまんまなのである。
さて、最近は1日2,3件平均でかかってくる電話もメッセージ投入率は限りなくゼロに近く、この生き様の正しさを果てしなく証明し続ける日々だったのですが、先日こーゆー趣旨のメッセージが入っていました。
金返せ
すいません、人違いです。
またかかってきたら、今度は電話に出て番号が違ってますと教えてあげたほうがいいんでしょうか。あたしゃ電話口でいきなり怒鳴りだすような人とはあんまりおハナシしたくないんですが。
困ったもんである。

7/6 アキレスは亀を追い越せない

朝から打ち合わせに行ってきました。営業の人と技術の先輩と自分で。
ほとんどの話は先輩がしていたので私は座ってただけなんですがとりあえず無事に終わって駅まで来たところ営業の人と先輩はそれぞれ別に行くところがあるということで、私一人で社に帰ることになりました。
途中、神保町まで足を伸ばして昼飯とりました(かなり遠回り)
ついでだからということで新宿書店に寄ってみました
財布の中身が2Kくらい減りました
鞄が重いです
このまま帰ろうかと思いました
会社に戻ったら2時間ほどまえに駅で別れた先輩がいました
ご飯食べて昼休みとってたってことだと思ってください

野球は巨人・横浜戦を横浜スタジアムで。
シーレックスから引き上げられたばかりのバワーズが登板して今回もちゃんと試合の形は作るものの8回1点を失ってマウンドを譲った竹下が松井にホームランを許してまた勝ち星が消える。つくづくめぐり合わせの悪い男やのー。
困ったもんである。

7/7 怪魔ロボット

先日のこと。
6時前に家に帰着したので、今日から始まっているはずの「スクライド」週刊少年チャンピオン連載の同名漫画が原作のアニメ。原作は2001年度の新連載で、萌えの「エイケン」、感動の「生命のダイアリー」の間でアクションを担当する。第一話でいきなりセーラー服少女の亀甲縛りを披露し読者のド肝を抜いたがそのあとはフツーの北斗の拳なスタンド使い漫画になっている)を見ようと思ったらなんだか女子高生がテントで暮らしていて何かと思ったら「スクライド」は前の日で、これは「フルーツバスケット」であった。
とりあえずアイキャッチで間違いには気づいたのだがわりと面白かったのでそのまま視聴して今朝、品川の駅本屋で原作の漫画まで買ってしまう。本を買うのに予算を気にしないのはいいのだが、そろそろ本棚の前に積んである未整理の本をどーにかせんといかんのではあるのだが。

さて地方によっては一ヶ月ずれたりもするのであるが、一応今日は七夕である。
しかしそんなアルテアとベガの逢瀬(電童)には関係なく今日もMTGの日で目黒へ。
ドラフト1回目は今度こそ緑5色はやめようと心に決めて初手は隕石の嵐をスルーしてザナム・ジン。しかしなんだか結局青5色になってしまい中途半端に1勝2敗。それではと挑戦した2回目のドラフトでは今度の今度こそでついに青白赤のフランスカラーをドラフトすることに成功。戦闘魔道士のドロー能力と赤がらみの除去がうまく機能して2勝1分で優勝することができた。
良きかなフランス。

7/8 バルーンファイト

けらくの王」をプレイ。風船クラブも昔はロリだったのになんか最近は見てるだけで不安感が増幅してくるような体型の熟女ばかり描くようになったなぁと感慨深く、しかしあの特徴的な白目剥いた表情は変わらずちょっとだけホッとする。
ゲーム的にはえらいクドいっていうか油っこくてなんだか大変なシロモノではあったが。

7/9 13人目の使徒

こないだ3巻まで買った「フルーツバスケット」がなかなかに面白かったので、今日は残りの4〜6巻を購入した。
性格が広場まひるな主人公を取り巻く十二支+1の変身人間のどたばたで、1〜3巻の子、犬、亥、辰、卯、丑、猫に加え今度は巳と虎が出てきた。あとは馬と羊と申と酉である(多分あの性格の悪い兄ちゃんが酉なのではないだろうか)。しかし亥と卯くらいしか干支とキャラクターが噛み合っていないのがなんとなく真・女神転生2の十二神将を思い出すところではある。まぁ噛み合っていようがいまいがナチュラルにコンプレックス持ちだったり変態だったりするのでキャラクター的にはそれで十分ではあるのだが。

7/10 選ばれしもの

韓国が日本の歴史教科書の誤った歴史認識に文句をつけてくるのなら、日本は韓国のサンマ漁船の誤った領土認識にもっと厳重に抗議してもいいのではないかと思う今日この頃。日ソ外交のカード以上の意味のない北方領土問題であるが、関係ない第三者にああもあからさまにないがしろにされると道民感情的にはちと不満げなところである。

さて、大リーグイチローのオールスター出場が注目されている中ひっそりと日本のオールスターファン投票選手が決定した。一時期は全ポジション巨人の選手で埋まるのではと恐れられていたセ・リーグも古田、石井啄、金本、岩瀬と選ばれてなんとか星野監督がキれずにすんだかと胸をなでおろすところ、しかし阿部選出の可能性が取りざたされる中、こっそりと抑え投手として選出されてしまった岡島の方が個人的には違和感大である。
あれがリーグを代表する抑え投手って……なんの冗談だそりゃ?
そんなオールスターも今月末にぞろぞろ3戦ほど。
それまでに巨人が勝ち数でも首位にいられるのか、そちらのほうが注目である。

7/11 一将成りて万骨枯る

カツノリにサヨナラタイムリーを打たれるのとカツノリにダメ押し本塁打を打たれるの、さてどちらがよりなさけないだろうか。いずれにせよ2点差で田中敏を出すくらいならあそこはそのまま杉山でいいのではなかっただろうかとか思わないでもないが所詮引かれ者の小唄か。

長々と続いていた「ティアリングサーガ」をクリア。
最後はHPが60しかない竜を聖剣を持った勇者4人でとりかこんで袋叩きという、メディウスの4倍くらいひどい目にあわせて大団円に。途中の厳しさに比べ最後はあっけなかった気はするが無事戦争責任を一部少数民族と旧体制上層部に押し付けることができて、めでたく凱旋のエピローグである。
人間関係を強引に整理しまくって、嵐のようにカップルが成立しまくるエンディング。こっそりフタマタを成立させていたり、兄妹で開き直っていたりどさくさにまぎれてかなり無茶苦茶やってたりするが、その裏でフラれ女の寂しさに枕を濡らしていたりする人間が半ダースくらいいたりする。真面目なんだか不真面目なんだか……シナリオにせよシステムにせよ最後までバランスがいーかげんだったなぁ。ホントにこれってあの異常な緻密さを誇ったファイヤーエムブレムの直系だったのだろうか。
困ったもんである。

7/12 神風大将にあらず

ビデオに撮っておいた「百獣戦隊ガオレンジャー」「仮面ライダーアギト」「フルーツバスケット」を連続で視聴。
「百獣戦隊ガオレンジャー」ではパワーアニマル誘拐魔の敵幹部・狼鬼が原付オルグから750オルグにパワーアップしたバイクオルグと組んで今度はガオポーラー(白熊)、ガオベアー(罷熊)を奪取していました。これまでもガオエレファント(象)、ガオジュラフ(麒麟)を奪われていたガオレンジャーですがこの2匹がオプション兵装の盾と槍にすぎないのに対し、今回奪われた2体は巨大ロボット2機のうち1機ガオマッスルの両腕にあたる大事なパワーアニマルです。すなわちこの2体を奪い返さない限りガオマッスルは出撃不可能。かなりえらいことになってます。
どうせジョイントは一緒なんでこっそりガオキングの両腕(ガオタイガー、ガオシャーク)を取りつけても大丈夫そうな気はしますが。
不意打ちでしか狼鬼を撃退できないガオレンジャーがこの戦力ダウンにどう対応するのか、これからが見物なのですが予告を見るとどうも来週は夏恒例の怪談モノで息抜きの回らしいです。あいかわらずノリがわけわからんわな、ガオレンジャーは。
あと「仮面ライダーアギト」のG3−X(暴走中)にはゼロシステムはやめとけと忠告しておきたいと思います。

7/13 自由と言う名の野放し

千葉行って、新宿行って、大手町に帰ったら席がないのでフレックス的にそのまま帰宅。
フリーアドレスというのはつまるところ人数分席がないので早い者勝ちという情況を再確認した次第である。
一応メールだけは確認しなければならないのでマックに入ってPHSをノートに繋いだら圏外。
家に帰ったらやっぱり圏外。
明日があるさ。

多分、1位の可能性が僅かでもあると正気で考えていた人間は羽柴誠三秀吉のサポーターほどもいないであろう大阪市のオリンピック招致活動は無事敗れ、平成20年夏の開催地は北京に決定。マスコットがパンダになるほうに990ペリカ、抑えで毛沢東に10ペリカ心の中で賭けることとする。

7/14 見えない明日

マジックをしにどめさん家へ。 駅についたところで電話をしたら、今起きたとこだったらしいので本屋で時間をちょっと潰していくと途中で岩館さんと合流。新しい歴史教科書問題についてしみじみと語り合う。結論としていえば、やはり一つの解釈としてあーゆー歴史観はありだとは思うが教科書としてはどうかと。
Orim's Thunderが本体に飛ばないのが悔しいのでDraco -> Orim's Thunder -> Mirrorwood Treefolkでデッキを組んでみたがコンボは決まらずにむやみにトークンが出まくる展開に。せっかくだからとSymbiotic Deploymentを出すと面白そうだからとよってたかってトークンを殺してくれるのでえらいことになってしまった。まぁ面白かったのでよろしいかな(^^;

帰ってTVをつけると、「ウルトラマンコスモス」にビデオ録画に失敗していた。
しかしその存在すら忘れていた先週に比べれば確実に1歩は前進しているのでよしとしたい。

7/15 きらきらと木漏れ日の中

Guilty「美姉妹」、BLACKPACKAGE TRY「姉妹教師」をプレイ。いずれもよく似た濃い目の凌辱モノだが、やはりBLACKPACKAGEのほうが若干感性が若い気がする。若いといってもあいりゅやF&Cとは比べようがないレベルではあるのだが。
ほぼ平行して始めた筈なのに、気が付くと「姉妹教師」はフルコンプ。「美姉妹」は全然序盤というのは、好みだけではなく明らかなるインターフェイスの優劣のせいというのもやはりあるのだろう。中身が十年一日なのは偉大なるマンネリズムとして許容できないこともないのだが、システムはちゃんと進化しないと時代に取りのこされて滅びてしまうのでGuiltyももう少し頑張ってほしいものである。
Guiltyが滅びると悲しむゲーマー兼綺羅光ファンがはたしてどれくらいいるのかはさだかでないのだが

コンスタントに限界を出せるのがプロなのだ」と言う言葉があるが、その意味でいうと気持ちのノっているときしか絵もネタも描けない自分はハガキ力士としても関脇足るに足りないのだろう。
前の日記でハガキの月産枚数50枚と計上していたが、今月前半を数えると27枚で確かに数は描いている。しかしさらに細かく分析すると、7月第1週に27枚、7月第2週に0枚...我ながらえらい極端である。
2週に締め切りがなかったわけではないのにこーゆーていたらくなあたりがやはり趣味の域でしか生きられない私の限界を示すところであろうか。いくら投稿で名を馳せようがプロの編集者やイラストレーターの領域には100年かかっても到達できそうにない。あーゆーヒト、尊敬します。



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