日記２００５

（ドローゴー）

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０５年の日記／１月分前半／１月分後半／最新の日記

２／１　嵐を呼ぶアッパレ！戦国大合戦

半村良「戦国自衛隊」が再映画化にあわせてか新装版で出ていたので購入。前に読んだのは中学生のころだからもう十数年前か。
自衛隊のイージス艦や第七艦隊の原子力空母が太平洋戦争に突っ込んだり。もぎゅもぎゅとした少年少女がチェーザレ・ボルジアの陰謀劇場の場に出くわしたり、女子高生が天草四郎やったりと歴史とからんだタイムスリップものは数あるが日本としてはこれがほぼ元祖だろうか。
とある事情のため歴史改変に悩むというファクターは薄いが、映画のコピーにもなっていた「歴史は俺たちに何をさせようというのか」というのが物語を貫く主題になっていて、それが最後の章できっちり決着するさまが素晴らしい。
SOWに溢れた戦闘場面が薄いのが残念だがそのへんは映画で補完できたからいいのか。
さすがは読んでから観るか観てから読むかの角川映画。

２／２　ゴドーをまちわびて
　
TM人狼で今日の人狼。
１戦目はおれカネゴン@人狼、初日でなにもできないまま吊られてしまうが相方の奮闘で図らずも勝利。
２戦目はまた巫女村があったらこの名前を使おうと用意していたハイパー怨夜巫女@人狼。しかし麗さまのRPなどもはや覚えているべくもないのでときどき巨乳ハンターが混じる。試合のほうは14人戦で占いCOなし（初日占いで狂人潜伏）のまま、グレー吊りで進行。最終１日前まで狼２人が残るが、示し合わせて吊ろうとしていたステルスがまさかここまで生きているとは思わなかった狩人CO。流れが一気に相方狼逆風になったので仕方なく味方斬りで最終日に挑んだのだけれど、もう一人の暫定グレーとの刺し合いに負けて惜しくも敗北。
一歩及ばなかったかと。

MTG online
初手、山賊の頭、伍堂から鎖鎌、大蛇の卵張り、生相の否命、殉教の鐘。あとは松族のおとりが複数取れれば殉教鎖鎌で行けると思ったのだがこれが来ず。緑が伸び悩んでいたところに３パック目で義理に縛られし者、長雄が来てしまったので侍に走ったらここからやってくる松族のおとり。
再転向でふらつくよりはと赤白侍（栄光の呼び声＋抑えきれない怒り系）で行ってみたのだが、１回戦松族のおとりでなら倒せたかもしれない山伏の長、熊野にしてやられる。
こっちは果てしなく及んでいない。

２／３　ネコソギモード

西尾維新「ネコソギラジカル」
2/8に出るらしい。

２／４　ママクラブ

「水滸伝(16)」
八十万禁軍、童貫元帥、遂に起ち、燕青と公孫勝、闇にて青蓮寺を襲う。とオビにはあるが、実は前巻の真逆で女祭りの巻。
一丈青・扈三娘は当然として母大虫・顧大嫂、母夜叉・孫二娘の「すぐどっちがどっちだかわからなくなるコンビ」や、楽大娘子、李師師らが漢らしく戦ったり死んだりはしないけれど女の限りをつくして八面六臂に大活躍していらっしゃった。
巻き込まれて死んでいった男どこにはえらい迷惑だけど、おかげさまですばらしくキャラが立ったので実に良し。これで心置きなくこの後放置できると北方先生も方の荷が降りた気でしょう。
えーと、それで水滸伝の女キャラはこれで出尽くしたのだろうか。楊志はすでに死んでるし(アレが女なのは今川水滸伝だけだ）。

帰ってからPCを立ち上げエアコンを回しつつポットでお湯を沸かしていたら、まだ洗濯機もTVも掃除機も電子レンジも動かしていないのにブレーカーが落ちた。そして上げなおしたところ、ハードディスクの１台からがっこんがっこん異音がするようになりそのまま死亡。許すまじ東京電力。
ゲーム全部とHD増設前のTV録画が全滅しただけでクリティカルではないのだが、対処がめんどくさくて火を吐きそうである。

２／５　異十手プリンセス

今日のMTGは神河謀反シールド。
Heart of Light、Split-Tail Miko、Okiba-Gang Shinobi、Blademane Baku、Roar of Jukaiとコモンが３枚ずつ同じソートで入っているという変なパックだったが結局入るのはネズミだけな青黒忍者デッキ。
青黒のくせにムーンフォーク０体と不自然にパワー低／タフネス高だったりしたのだが、梅澤の十手、野太刀、手裏剣という攻撃的に優秀な装備品に助けられて3-1で優勝。本体に通らなくとも戦闘ダメージだけでカウンターの増える梅澤の十手はやじはりどこかおかしいが、地味にVeil of Secrecyが強かった。

しかる後に川口で飲み。
いろいろあって大船行き終電を逃したのだが時刻表に東と書いてあって東神奈川までは行けるかと余裕ぶっこいていたら東十条だった罠。そういえば京浜東北に東神奈川行きなんかないか。普段京急で東神奈川行き終電とか乗っているので間違えたなり。

２／６　アグレッシヴモードで狼も走る

公私ともにやることが山積して大変になっている今日この頃。対外的に関係のあるところから一つ一つ片付けてはいるのだが俺のプライベートはボロボロだっ！
能力とかお金とかは足りているのだが今足りないのは時間と気力。微妙に不足しているリソースが相反しているのが悩ましいところ、というわけで仕事の資料仕上げてメール投げて髪切って背広の新しいのを仕入れて（また店員がこっちのニーズは汲み取らず、余計なものばかり薦めてくるのでストレスが溜まる。所詮量販チェーンのロボット店員なのだが）エトセトラエトセトラと使い果たした気力を回復すべく、ちょいと近場の海洋深層水な銭湯に行ってみた日。
微妙に駅から遠かったり、悪ガキ幼稚園みたいな知能指数の学生がいたりでさらに気力をすり減らしたりもしたが１時間以上ぐでーーっとしてなんとかリフレッシュする。
やはり足を伸ばせる風呂はいい。個室付きで特殊でなくてもいい。

その後、内向きのタスクを片付けつつ人狼参加。
「初心者に優しい万有引力87村」で×星人@人狼。
まったりやろうと思ったのだが、初日面白がって占いを噛んだのが運の尽き。これがリャンメンの真のほうで、さらに仲間の狼が連続してグレランで吊られる。そして、グレーで吊れたのは１日目のみという、おそろしい確率で狐が生き残っているのがわかっているのに霊能が吊られたり人柱が吊られたりと狐が倒せない。
心労で昼の言動が滅裂になりながら、なんとかぎりぎりで狐発見→吊りにもっていき、最後は狂人のシナリオにのらせていただいて狼サイド勝利。疲れました。
とりあえずこの狐いるけどカオスを狙って占い噛み作戦。確かにカオスにはなるのだけど狼にいいことがなんにもない（つーか村人が全員、これで狐が勝ったら狼が悪いと開き直ってて困っているの狼だけ）のがわかったので以後封印とすることにしようと思う。
とにかく精も根も尽き果てたので、チャットでなにやら人狼TMのあり方についての建設的な話し合いをしているのを横目に寝り。

気力の出入りが激しい一日であった。

今日の特撮
「特捜戦隊デカレンジャー」最終回
１年間積み上げた良質なエピソードの成果を遺憾なく発揮した見事な最終回。
デカレンジャーもさることながら、武闘派でないにもかかわらず１年間勤め上げたラスボスの座をスケールの大きい悪事で締めくくったエージェント・アブレラも素晴らしい。位置づけとしてはビズネラやリッチハイカー教授と一緒なのにたいしたもんである。
少なくともタウザント様や千鬼よりは遥かに強そうであった。
「仮面ライダー響鬼」１，２話
話には聞いていたがいきなりの響鬼おはようダンスにはくらくらさせられた。このまま最後までミュージカルでやられたらどうしようかと思ったのだが。
対峙するなり火を吐くわ、蜘蛛の背中でロデオをしながらどんどこどーんだわとかなりやんちゃはやらかしているのだが、無軌道に雄大な屋久島ロケのおかげもあってなかなか今後に期待が持てそうな出だしであったかと。
「魔法戦隊マジレンジャー」予告
５体のロボが人型をしていながら全然大きさが違うというのは特撮としては珍しいビジュアルだと思った。
勇者シリーズとかではよくあったのだが。

２／７　Mr.DO VSユニコーンズ

本・雑誌数千冊、アパート床抜け生き埋め…５６歳重傷
アパートの床が弱い。そんな根性で雪国の無落雪建築に耐えられるか。

２／８　七つの海のナイスガイ

海原零「ブルーハイドレード　転移」読了。
戯言新刊の前には読み終わろうと努力していたのだがなかなかに難航、しかしなんとか間に合った。
前巻で貴族艦長のへっぽこに端を発した不幸な成り行きから軍を脱走することになったサブマリナー一同、そのまま海の藻屑になってもおかしくない状況では合ったが意外に優秀だったクルーと性格のネジ曲がった影の司令塔のおかげで独立勢力から新型艦を奪取。同型艦と敵ボスを沈め、でもやっぱり先への展望は皆無でぽんこつぽんこつと海の中をあてどもなく迷走するの巻。
盲目の剣士同士が音を頼りに斬りあうような潜水艦バトルはいいのだが、登場人物がスタンスに多少の差はあれどことごとくエゴイストというあたりが微妙にぬるっとくる。主人公の少女がメフィストフェレスっぷりで一枚上なのでいいように操られているけれど、結局誰が主導権を握ってもろくなことになりそうにない世界観が実に破滅的。
神宮寺大佐、お願いだからこの連中の根性を叩き直してやってください。

２／９　俺は噂のバラバラマン

佐々木少年「真月譚月姫(2)」読了
原作のネロとの戦いはもう少しテンポが良かったと思うが記憶が美化されているのかのう。
まぁ仮面ライダーSPIRITSの牛歩戦術に比べれば物の数ではないのだが。

２／１０　大戸島さんご

また一つ年をとった日。
とはいえ特に感慨はない。

「ネコソギラジカル（上）」読了
さすが最終巻ということで豪華にもすっかり存在忘れていた１巻のあの人が復活。そういえばそんな規格外もいたのだなこの世界には。というわけで、その他懐かしい人物が続々と出てきて（クビツリ関係者は刑事コンビと人間失格以外死に絶えているのでリアルには出てこず）登場人物紹介が総勢６４人。なかなか壮観です。
とはいえ最終三部作のうち最初の巻という序盤にも序盤のカムパネルラなので話としては全く動かず。容易に認識を侵略される世界観だから一人称の地の文を過度に信用するわけにもいかずまだまだ五里霧中であった。早いとこ続刊出してくれると幸い。ぜひとも綺麗にかつ凄惨に終わって欲しいものである。
あと死んでから妙に株が上がってる策士の人は是非その策士にものをいわせて復活してください。カイメングリーンのように（無理だ）

２／１１　Brightstore

TM人狼「～初心者に優しくない腹が減ったら３分で村～ 186番地」「～あーちくしょうすずかわいいなー村～ 187番地」
村としては占いが速攻で狼を当ててしまったので特になすべきことはなかったのだが、何故か最近やったばかりであるという某氏を含め３人がかりで「Brightia」談義に華が咲く。
何故今この時期になって。
まぁ「Brightia」がエロ方面での名作であったことは間違いないのだが。

２／１２　ニン、ニン、ニンジャ、ニンジャマン

同級生オフは最近交流のない人たちとも会えるかと思ったが、当時からあんまり交流のなかった集団が中核なのでやっぱりパスとして普通にMTGかなと思ったら、明日朝一から仕事になってしまいそれすらも危うくなる。
しかし、来週は今週以上に状況が厳しく、これを逃すとOnlineまで謀反ドラフトができなくなる可能性があったので無理やり参加with背広。
ドラフトは初手にいまいち見るべきところもなく霜投げで行くしかないかと思ったがあえてレアで殉教の鐘。まぁちゃんと組めばちゃんと強いはずなのだがいまいち使いどころが難しいこいつを生かすべく黒青で回避能力を生かし突撃、たまに忍術も使えるといいなを目指したのだが山伏の炎と火の咆哮の神で赤に未練を残してしまいふらふらと。
その「真っすぐ曲げない、それが俺の忍道」発言はなんだったのか（A:ただのブラフです）
結局出来たのは忍者レスな赤青タッチ緑の本殿デッキ。コンセプトがガタガタこのうえない。
しかしこーゆー時はえてしてこういうものかとなんとなく相手の事故だけで勝ってしまい2-1で２位。
困ったもんである。

その後、最終の新幹線で翌朝の仕事場へ移動。
今年３度目の最終新幹線はやはりガラガラだったので、心置きなく神保町と秋葉で買ったプチ妖しい本とかを読みふけりつつ移動した。

２／１３　アネモネ怪人

須藤るく「あねもね」
タイトルはこうだが別に姉萌え漫画ではなくむちむちぷりんライト変態話。明るくてよろしい。
しかし最近、昔司書房系で良く出会っていたご無沙汰漫画家の単行本を見かけるような気がするのだが気のせいだろうか。
（雑誌で見た記憶ないのだがアンソロジーとかか？）

２／１４　なぜ我々には「いやらしいコマンド」がないのだ

週刊少年ジャンプ「ユート」
「ヒカルの碁」が終わったあと小畑建は「DEATH NOTE」をヒットさせているけどほったゆみはどうしてるのかなーと思ったら、またしてもマイナー競技ネタで挑戦してきた。意思のなさと裏腹に碁をする環境だけは順調に用意されてきたヒカルとはまるで逆に、東京でスピードスケートというおそろしく不自由な環境でどう話を展開していくのか。
それはそれとして、北見とか帯広とか以前住んでいた地元地名が出てくるのは単純に嬉しいニポポ
校庭に水撒いて一夜漬けスケートリンク（馬超もびっくり）とかは確かにやっていたニポポ

今日はバレンタインデー、だがとくに感慨はない。と思ったらちょっとあった。
名古屋での休日に、まぁヒマだったからと某悪所で散在し、店のグレードがレベルアップしても別にプラチナとかダリアがいるわけではないと納得した後バレンタインだからとチョコレートを貰って帰ったのが去年の今頃だ。
あれから一年……まさかまだ名古屋にいるとは思わなんだなー自分。

２／１５　ビーチDEきゅ～

「尽くしてあげちゃう５」をプレイ……というかいつもどおりだと確認して即フル化。
全裸ビーチバレーに全裸テニスは激しくバカっぽくて良いのだが、回想モードに組み込まれていないのが残念なり。

★突っ込みが入ると喜びます（場合によっては凹みます）★

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